宇都宮北高等学校は、宇都宮市の北部に位置し、豊かな自然に囲まれた環境で伸び伸びと学校生活が送れる、県内でも人気の高い共学の進学校です。「キタタカ」の愛称で親しまれ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、グローバルな視点を育む教育に力を入れているのが大きな特長です。長い歴史の中で、国際感覚豊かな人材を数多く社会に送り出してきました。
宇都宮北高等学校の基本情報
宇都宮北高等学校の偏差値・難易度・併願校
宇都宮北高等学校に設置されている学科・コース
普通科:2年生から文系と理系のコースに分かれ、それぞれの進路希望に合わせた専門的な学習を深めていきます。特に、開校以来力を入れている「国際理解教育」は大きな特徴で、「IEA(International Education Activities)」という学校独自の授業が週に1時間設けられています。この授業では、生徒自身が課題を見つけてグループで研究や議論を行い、国際感覚を養います。将来、国際的な分野で活躍したい人や、探究的な学びに興味がある生徒に特におすすめです。
宇都宮北高等学校の特色・校風
宿題の量:宿題は毎日出されることが多く、予習・復習が欠かせないようです。特に、週末課題や長期休暇中の課題は量が多めという声もありますが、計画的に進めることで学力向上につながります。 校則:他の高校と比較すると、校則は標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。特にスマートフォンの使用に関しては、朝のSHRから帰りのSHRまで電源を切り、カバンにしまうという決まりがあります。服装や頭髪に関する指導も定期的に行われますが、社会に出るためのマナーを身につける良い機会と捉えることができます。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い印象ですが、行事の際にはクラス一丸となって盛り上がるなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多いようです。互いに切磋琢磨し合える、良い学習環境が整っています。 アルバイト:原則として禁止されています。ただし、家庭の事情など、特別な理由がある場合は学校に申請し、許可を得ることで可能になる場合があります。 制服の評判:制服は男女ともにブレザータイプで、落ち着いたデザインが好評です。特に女子の制服は、リボンやスカートのデザインが可愛いと人気があるようです。 土曜授業:土曜授業は基本的にありません。週末は部活動や自分の学習に集中できる時間が確保されています。
宇都宮北高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
北高祭(文化祭):毎年秋に開催される文化祭は、最大のイベントの一つです。1年生はクラス展示、2・3年生は飲食物の販売やお化け屋敷など、クラスごとに趣向を凝らした企画で来場者を楽しませます。生徒の自主性が尊重され、開会式から閉会式まで生徒たちの手で作り上げられるのが特徴です。 スポーツ大会(体育祭):体育祭は「スポーツ大会」と呼ばれ、生徒会が中心となって企画・運営を行います。クラス対抗で様々な競技が行われ、クラスの団結力が一層深まります。 修学旅行:例年、関西方面を訪れることが多いようです。歴史的な建造物を見学したり、班別で自主研修を行ったりと、学びと楽しさが詰まった思い出深い行事となっています。 学習合宿:1年生の時には学習合宿が実施され、集中的に学習に取り組むことで、学習習慣の確立を目指します。
宇都宮北高等学校の進学実績
宇都宮北高等学校の特長・アピールポイント
独自の国際理解教育プログラム「IEA」:週に1時間設けられている「IEA (International Exchange Activities)」という授業では、生徒が主体的に課題を見つけ、探究活動を行います。留学生との交流も盛んで、グローバルな視点が自然と身につきます。 単位制ではなく学年制による、きめ細やかな指導:宇都宮北高校では学年制を採用しており、クラス単位での活動を重視しています。1年次では全員が共通の科目を学び、基礎学力を徹底的に固めます。 生徒主体で創り上げる活気ある学校行事:文化祭「北高祭」やスポーツ大会など、多くの行事が生徒会を中心に生徒たちの手で企画・運営されます。この経験を通して、自主性や協調性を育むことができます。 STEAM教育推進モデル校としての先進的な学び:令和4年度からSTEAM教育推進モデル校として、教科横断的な探究活動やSDGsをテーマにした学習を積極的に推進しています。 帝京大学との高大連携:帝京大学宇都宮キャンパスと連携協定を結んでおり、大学の講義を受けたり、施設を利用したりと、高校にいながら専門的な学びに触れる機会があります。 45分×7時間授業の導入:1コマの授業時間を45分に設定し、毎日7時間授業を行うことで、放課後の時間を確保しやすくなっています。これにより、部活動や個別指導、質問などの時間を有効に活用できます。
宇都宮北高等学校の口コミ・評判のまとめ
「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」「進路相談に親身に乗ってくれる先生が多く、安心して受験に臨めた」など、教員のサポート体制を評価する声が多数あります。 「北高祭やスポーツ大会は本当に盛り上がる」「行事を通してクラスの仲が深まり、最高の思い出ができた」といった、学校行事の充実度に関する満足度の高い口コミが目立ちます。 「真面目に勉強する雰囲気があり、周りの意識も高いので自然と自分も頑張れる」「落ち着いて学習できる環境が整っている」という声も多く、学習環境の良さがうかがえます。 「部活動の種類が豊富で、本気で打ち込める」「文武両道を目指せる環境がある」など、部活動の活発さを魅力に感じる生徒も多いようです。
「校舎や体育館などの施設が少し古い」という意見は、たびたび見られます。しかし、清掃は行き届いており、学習する上で大きな支障はないようです。 「駅から少し距離があり、バスを利用するか自転車通学になるのが少し不便」といった、立地に関する声もあります。 「校則が少し厳しいと感じることがある。特にスマホの使用制限はもう少し緩くしてほしい」という意見も一部で見られます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR宇都宮駅西口のバスのりばから関東バスで約15〜20分。 「済生会経由帝京大学行き」に乗車し、「宇都宮北高」バス停で下車、徒歩1分。 「帝京大学/宇都宮美術館/ニュー富士見行き」などに乗車し、「北高西」バス停で下車、徒歩約6分。
JR岡本駅から自転車で通学する生徒もいます。
宇都宮北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス