栃木県立小山西高等学校は、小山市の西部に広がるのどかな田園風景の中に佇む、落ち着いた環境が魅力の学校です。「知性を磨き、徳行を積み、体力を錬る」を生徒指標に掲げ、学業と部活動の両立を奨励する文武両道の精神が根付いています。生徒一人ひとりの進路実現に向けたきめ細やかな指導に定評があり、特に「キャリアクション・プロジェクト」と呼ばれる独自の探究活動は、将来の夢を見つける大きなきっかけとなるでしょう。
栃木県立小山西高等学校の基本情報
栃木県立小山西高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:52
栃木県立小山西高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 1年次では全員が共通の科目を履修し、基礎学力の定着を図ります。2年次からは文系・理系のコースに分かれ、それぞれの進路目標に応じた専門的な学習を進めていきます。国公立大学や私立大学への進学を目指す生徒が多く、希望者には土曜日や長期休業中に課外授業も行われ、万全のサポート体制が整っています。
栃木県立小山西高等学校の特色・校風
宿題の量 : 課題はやや多めという声もありますが、計画的にこなせば部活動との両立も十分可能です。先生方のサポートも手厚く、分からないところは気軽に質問できる雰囲気があります。校則 : 他の高校と比較すると、標準的かやや厳しめと感じる生徒もいるようです。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われています。スマートフォンの校内での使用は原則禁止されており、保護者への連絡が必要な場合は許可を得る必要があります。生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動では活気にあふれ、一体感が生まれるようです。アルバイト : 原則として禁止されています。制服 : 清楚で品のあるデザインが評判です。女子のリボンや男子のネクタイがアクセントになっています。土曜授業 : 3年生を対象とした土曜講座や、1・2年生向けの土曜課外が年間数回程度実施されています。
栃木県立小山西高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 陸上競技部や男女ハンドボール部が全国大会や関東大会で活躍しているほか、サッカー部、バドミントン部なども県大会で好成績を収めています。2002年には野球部が夏の甲
子園に出場した実績もあります。 文化部 : 放送部やJRC部、音楽部などが県内外で活躍しています。JRC部はボランティア活動や海外派遣など、国際交流の機会も豊富です。演劇部は生徒創作劇の上演にも力を入れています。
イベント
思桜祭(しさくさい) : 文化祭と体育祭を総称した学校祭で、毎年大変な盛り上がりを見せます。文化祭では各クラスや文化部による趣向を凝らした展示や発表、模擬店などが楽しめます。体育祭はクラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えた交流が深まります。修学旅行 : 2年生の冬に実施され、沖縄などを訪れることが多いようです。高校生活の中でも特に思い出深いイベントの一つとなっています。その他の行事 : 校内球技大会、持久走大会、芸術鑑賞会、百人一首大会など、季節ごとに多彩な行事が企画されており、生徒たちの楽しみとなっています。
栃木県立小山西高等学校の進学実績
国公立大学 : 宇都宮大学、茨城大学、福島大学、新潟大学、高崎経済大学など、関東圏を中心に安定した合格実績があります。難関私立大学 : MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)や、日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修)といった難関私立大学にも多くの生徒が進学しています。その他 : 地元の白鷗大学や国際医療福祉大学、文教大学などへの進学者も多い傾向にあります。大学進学だけでなく、専門学校への進学や就職など、多様な進路に対応した指導が行われています。進学サポート : 通常の授業に加え、土曜日や夏休みなどを利用した課外授業が充実しています。また、自習室も完備されており、放課後遅くまで残って勉強に励む生徒の姿が多く見られます。オンラインシステムを活用した学習記録など、家庭学習の習慣化をサポートする取り組みも特徴的です。
栃木県立小山西高等学校の特長・アピールポイント
キャリアクション・プロジェクト : 1年生から3年生までを通して行われる独自の探究活動です。「まちづくり」「医療」「国際」など9つの分野から興味のあるテーマを選び、グループや個人で研究を進めます。大学の先生を招いた講義や校外学習などもあり、主体的に学ぶ力を養い、具体的な進路目標を発見する良い機会となっています。少人数・習熟度別授業 : 英語と数学の授業では、生徒の理解度に合わせた少人数のクラス編成や習熟度別の授業が展開されています。これにより、一人ひとりが自分のペースで学習を進め、着実に学力を伸ばすことができます。充実した施設 : 広大な敷地には、各教室へのエアコン完備はもちろん、トレーニングルームや宿泊施設、自習室など、充実した設備が整っています。図書館には約2万6千冊の蔵書があり、学習スペースも豊富です。活発な部活動 : 陸上競技部や男女ハンドボール部をはじめ、多くの部活動が県大会以上で活躍しており、文武両道を実践できる環境です。落ち着いた学習環境 : 小山市の郊外に位置し、周囲は静かな田園地帯に囲まれているため、落ち着いて学習に集中できる環境が魅力です。きめ細やかな進路指導 : 早朝学習や土曜課外、長期休業中の補習など、生徒の進路実現をサポートする体制が整っています。地域との連携 : ボランティア活動などを通じて、地域社会と積極的に関わる機会が設けられています。
栃木県立小山西高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」という声が多く聞かれます。 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境が良い」 「思桜祭(文化祭・体育祭)などの行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が高まる」 「周りが静かな環境なので、勉強に集中しやすい」 「制服が可愛い、かっこいいと評判が良い」
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じることがある。特にスマートフォンの使用制限は不便」という意見があります。 「最寄り駅から徒歩15分ほどかかり、電車の本数も少ないため、アクセスが少し不便」という声も聞かれます。 「良くも悪くも普通の学校。強い個性や自由を求める人には物足りないかもしれない」といった意見も見られます。
アクセス・通学
電車を利用する場合 :JR両毛線「思川駅」から徒歩約15分
バスを利用する場合 :小山市コミュニティバス「おーバス」思川線、「小山西高校前」バス停下車、徒歩約1分 栃木市ふれあいバス 皆川樋ノ口線、「小山西高校前」バス停下車、徒歩約1分
栃木県立小山西高等学校受験生へのワンポイントアドバイス