矢板東高等学校は、栃木県の県北に位置し、豊かな自然に囲まれた環境の中で「文武両道」と「授業第一主義」を掲げる、地域からの信頼も厚い進学校です。 附属中学校を併設する中高一貫校でもあり、高い志を持つ仲間たちと共に、落ち着いた雰囲気の中で充実した高校生活を送ることができます。 生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための学習環境や、活発な部活動、そして多彩な学校行事が、あなたの挑戦を待っています。
矢板東高等学校の基本情報
矢板東高等学校の偏差値・難易度・併願校
矢板東高等学校に設置されている学科・コース
普通科:幅広い教養と高い学力を身につけ、大学進学を目指す学科です。 1年生から数学、2年生からは英語で習熟度別の少人数授業が行われるなど、一人ひとりの学力に応じたきめ細やかな指導が特徴です。 国公立大学や難関私立大学への進学を考えている人、そして文武両道を実践しながら自分の可能性を広げたい人におすすめです。
矢板東高等学校の特色・校風
宿題の量:量は標準的か、やや多めと感じる生徒が多いようです。特に長期休暇中の課題は計画的に進める必要がありますが、日々の学習習慣を確立するための良い機会と捉える声もあります。 校則:他の高校と比較して、特に厳しすぎるということはないようです。「ツーブロックもOKになった」という口コミもあり、時代に合わせて見直されている面もうかがえます。 ただし、服装や頭髪に関する基本的なルールはあり、定期的な検査も実施されています。 スマホの扱い:校内への持ち込みは許可されていますが、授業中の使用はもちろん禁止です。 休み時間などにマナーを守って使用することが求められます。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いと評判です。いじめはほとんど聞かれず、お互いの個性を尊重し合う雰囲気があるようです。 中高一貫校のため、内部進学生と高校からの入学生がいますが、すぐに打ち解けて和気あいあいとした雰囲気になるとの声が多く聞かれます。 アルバイト:原則として禁止されています。 学業に専念することが第一と考えられています。 制服:男子は伝統的な黒の詰襟、女子はセーラー服です。 女子の制服は、夏服・冬服ともにスカートかスラックスを選ぶことができます。 土曜授業:土曜補講が実施されるなど、学力向上に向けたサポート体制が整っています。
矢板東高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動としては、吹奏楽部が挙げられます。 県北地区ではトップクラスの実力を誇り、定期演奏会なども開催しています。 また、サッカー部やバレーボール部なども熱心に活動しています。 珍しい部活動としては、主体的に研究テーマを設定し、様々な大会で成果を発表している「リベラルアーツ同好会」があります。
イベント
矢東祭(文化祭):毎年秋に開催され、クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなどで大変な盛り上がりを見せます。 体育大会:中学生と高校生が一体となって応援合戦などを繰り広げ、学年やクラスの団結が深まる一大イベントです。 合唱コンクール:クラスごとに練習を重ね、美しいハーモニーを競い合います。 修学旅行:関西方面などを訪れ、歴史や文化に触れる貴重な体験となります。
矢板東高等学校の進学実績
国公立大学:例年、多くの生徒が国公立大学に合格しています。2024年度の入試では、旧帝大+一工に3名、その他の国公立大学に40名が合格しました。 地元の宇都宮大学や東北大学、筑波大学などに進学する生徒が多い傾向があります。 難関私立大学:GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)に26名、早慶上理ICUに10名が合格するなど、難関私立大学にも多くの合格者を輩出しています。 その他:白鷗大学や国際医療福祉大学、千葉工業大学などへの進学者も多く見られます。 ほとんどの生徒が4年制大学への進学を目指しますが、一部には専門学校への進学や就職を選択する生徒もいます。
矢板東高等学校の特長・アピールポイント
中高一貫教育校:附属中学校からの内部進学生と共に学ぶ環境は、知的な刺激にあふれています。中高合同の行事も多く、多様な価値観に触れることができます。 探究活動の充実:「リベラルアーツ同好会」の活動に代表されるように、生徒が主体的に学ぶ「探究活動」に力を入れています。 自分で課題を見つけ、解決していく力は、大学入試やその先の未来で必ず役立ちます。 活発な国際交流:希望者対象の短期海外研修(カナダ)や、海外留学生を招いてのエンパワーメント・プログラムなどを実施し、国際感覚を養う機会が豊富に用意されています。 充実した学習サポート:習熟度別授業や少人数指導、土曜補講や長期休暇中の課外授業など、生徒の学力を伸ばすためのきめ細やかなサポート体制が自慢です。 緑豊かな学習環境:広大な敷地と豊かな自然に恵まれたキャンパスは、落ち着いて学習に取り組むのに最適な環境です。 地域との連携:地域社会に貢献する活動にも力を入れており、様々なボランティア活動などに参加する生徒も多いです。 盛んな学校行事:中高合同で実施される体育大会や文化祭など、生徒が主体となって作り上げる行事が多く、学校生活に活気をもたらしています。
矢板東高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方のサポートが手厚く、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が多く聞かれます。 「真面目で落ち着いた生徒が多く、勉強に集中できる環境がある」と評判です。 「文武両道を実践できる学校。部活も勉強も本気で頑張りたい人には最適」という意見が目立ちます。 「行事が盛り上がり、クラスの団結力が強い。最高の思い出が作れる」といった口コミも多数あります。 「探究活動など、自分の興味をとことん追求できる機会があるのが良い」という声もあります。
気になる点: 「いわゆる『自称進学校』的な側面もあり、課題の量が多いと感じることがある」という意見もあります。 「駅から近いが、周辺に遊ぶ場所は少ないため、放課後を楽しみたい人には少し物足りないかもしれない」という声も聞かれます。 「校舎や施設が少し古いと感じる部分がある」という口コミもあります。 「先生によって指導の熱心さに差があるように感じる」という少し厳しい意見も見られました。
アクセス・通学
最寄り駅:JR東北本線「矢板駅」 アクセス:矢板駅東口から徒歩約10分 通学エリア:矢板市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、高根沢町、那珂川町など、塩谷・南那須学区を中心に、広い範囲から生徒が通学しています。
矢板東高等学校受験生へのワンポイントアドバイス