宮崎県教育委員会が、令和9年度(2027年度)の県立高校入試について、「中高一貫教育校(連携型)」の入学者選抜の進め方を公表しました。対象は、串間市立串間中学校を2027年3月に卒業する見込みの人で、志望先は福島高等学校です。検査日は2027年2月3日(水)、合格内定の通知は2月12日(金)です。
何が発表されたの?
ひとことで言うと、「串間中から福島高校へ進みたい人のための、特別な入試ルールの説明」です。
連携型ってどんな入試?
連携型とは、中学校と高校が3年間をつなげて学ぶしくみです。この資料で連携型中学校とされているのは串間市立串間中学校、連携型高等学校とされているのは福島高校です。普通の推薦入試とは出願できる人が決まっている点が違います。
誰が出願できるの?
- 串間市立串間中学校を2027年3月に卒業見込みで、福島高校を志望する人
- 中高一貫教育(連携型)を行っている中学校での学習をふまえ、福島高校での学習に意欲と目的意識を持っている人
つまり、他の中学校の生徒はこの連携型では出願できません。
どうやって合否を決めるの?
合否は、次の資料をあわせて「総合的に」判定します。
- 学力検査:国語・数学・外国語(英語)のうち、高校が指定した3教科以内。点数に差をつける「傾斜配点」を使うことがあります
- 適性検査:学力検査とは別の角度から、高校が学校の特色に合わせて内容を決める検査
- 調査書:中学校での成績や出欠などを先生がまとめた書類
- 中高連携による学習のまとめ:連携型ならではの提出書類
学力検査を行わない場合は適性検査を行い、適性検査を行わない場合は学力検査を行う、と決められています。どちらをどう行うかの詳しい内容は、別の資料「推薦・連携型入学者選抜 募集人員割合及び検査内容」に載っているので、志望校の発表を必ず確認してください。
募集人員はどう決まるの?
連携型の募集人員は、「募集定員から、推薦入学者選抜(自己推薦方式)で合格内定した人数を引いた数」が上限です。先に決まった推薦の人数によって、枠が変わる点に注意しましょう。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと、出願は1月、検査は2月3日、通知は2月12日です。連携型の出願期間は、推薦入学者選抜(自己推薦方式)と同じと資料に書かれています。
出願の日程(推薦と同じ)
- 出願情報の入力(志願者):2027年1月6日(水)〜1月21日(木)
- 出願受付(中学校から高校へ):1月14日(木)〜1月25日(月)正午まで
- 調査書などの持ち込み期間:1月21日(木)〜1月25日(月)正午まで。受付は午前9時から午後4時までで、土曜・日曜は受け付けません。最終日の1月25日は午前9時から正午までです。郵送の場合は、1月25日の正午までに必着です
検査と結果の日程
- 志願状況の発表:1月26日(火)
- 検査:2月3日(水)
- 合格内定の通知:2月12日(金)午前9時から正午までに、福島高校で連携型中学校長に渡されます。中学校長から事前に依頼があれば郵送もでき、その場合の発送日は2月12日です
検査当日の時間割
- 9:00 集合
- 9:30〜10:00 教科1
- 10:10〜10:40 教科2
- 10:50〜11:20 教科3
- 11:35以降 適性検査
学力検査をする場合の教科の順番は、数学、国語、外国語(英語)です。英語のリスニングテストは行いません。
お金
- 選抜手数料(全日制課程):2,200円。WEB出願システムから納付します
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと、「中学校の先生の手続き」と「自分の入力」の両方がそろって、はじめて出願が完了します。
出願の流れ
- 志願者が、県のWEB出願システムに出願情報を入力し、中学校長の承認を受けます
- 志願者が、手数料をシステムから納めます
- 中学校が、入力内容と手数料の納付を確かめたうえで書類を登録し、承認します
- 調査書、学習成績一覧表、中高連携による学習のまとめは、持参または郵送で福島高校へ提出します
- 出願書類を高校に出したあと、中学校長が志願者数を登録し、高校から「志願書類受理書」を受け取ります
- 受検票は、高校からメールで届くURLから自分で印刷し、当日に持っていきます
承認のあとに出願を取り消しても、手数料は返ってきません。出願を決める前に、志望をよく確かめましょう。
出願書類のなかの「自己申告書」
年間の欠席日数が30日以上の人は、任意で自己申告書を出せます。出す場合は、WEB出願システムで入力します。
当日の持ち物と持ち込めないもの
- 持ち物:受検票、筆記用具、消しゴム、直定規、コンパス、福島高校が定めるもの
- 持ち込めないもの:計算などの機能がある時計、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末、電子辞書、分度器(機能つきのものも含む)。何も書いていない下敷き、鉛筆けずり、筆入れは使えます
特別な配慮が必要なとき・当日受けられないとき
障がいなどで配慮が必要な人は、別の資料の「特別な配慮を必要とする受検者の申請」に従って申請します。検査当日に病気などのやむを得ない事情で受けられなかった場合は、理由が中学校長に証明されれば、高校長が代わりの適切な対応をとることができます。
推薦(自己推薦方式)には出願できないが、スポーツ推薦は出願できる
串間中を卒業見込みの人は、福島高校が別に行う推薦入学者選抜(自己推薦方式)には出願できません。一方、スポーツ推薦方式には出願できます。
結果が出たあとの動き
- 合格内定になった人:その後の県立高校の選抜検査は受けられません
- 合格内定にならなかった人:一般入学者選抜を受けられます。連携型を受けた高校・学科以外も選べますが、あらためて出願の手続きが必要です
中3の今の時期は、志望校の発表資料を読み、調査書や「学習のまとめ」について学校の先生に早めに相談しておくと安心です。
よくある質問
Q. 串間市以外の中学校の生徒も連携型で受けられますか?
A. この資料では、出願資格は串間市立串間中学校の卒業見込みの人で福島高校を志望する人と書かれています。
Q. 英語のリスニングはありますか?
A. 外国語(英語)の英語リスニングテストは実施しないと書かれています。
Q. 連携型で内定をもらったあと、ほかの県立高校も受けられますか?
A. 合格内定者は、その後の県立高校の選抜検査を受けられません。
出典:宮崎県教育委員会「中高一貫教育(連携型)における入学選抜」、同「推薦入学者選抜」、同「宮崎県立高等学校入学者選抜に関する日程」(発表:2026年10月17日・9月9日、確認:2026年10月31日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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